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ホラゲー解説&考察ブログ "オダラボ"

【Steam】『囚夕- Dusk Park -』ピンクのクマが追いかけてくるホラーゲーム|結末の分岐点をサクッと解説

今回は、囚夕について、ゲームの概要やストーリーを紹介していきます。

公園で眠ってしまった主人公が、目を覚ますと異様な空間へ閉じ込められているところから始まるホラーゲームです。 アパート、学校、商店街などが歪に混ざり合った不安定な空間の中を探索しながら、鈴の音を鳴らして追いかけてくる「ピンクのクマのぬいぐるみ」から逃げ続けることになります。

かわいらしい見た目とは裏腹に、不気味な静けさと得体の知れない恐怖がじわじわ迫ってくる作品でした。

 

⚠️ この記事は『囚夕』のネタバレを含みますのでご注意下さい。

▼ ゲーム視聴はオダケンさんのゲーム実況がオススメです!

https://m.youtube.com/watch?v=H8Uh8BDauiQ

 

本ページにはプロモーションが含まれています。

 

作品概要

  •  タイトル: 囚夕(しゅうゆう) - Dusk Park
  • 作者:Gattorocco
  • ジャンル: 一人称視点 探索アドベンチャー / ホラー
  •  リリース日: 2026年2月3日(Steam版)
このゲームの特徴

ホラー、精神的恐怖、探し物の要素を持つ3Dゲームです。建物内を徘徊する追跡者に捕まると即座にゲームオーバーとなるため、逃げながら探索を進めます。セーブ機能はなく、アイテム配置がプレイごとにランダムに変化するシステムが採用されています。

作者の他の作品
  • ムベンベラジオ
  • オバケヤシキ
  • ヨルノモリ停留所
  • ドアーズ 灯篭屋敷に続く怪談

 

▼ このゲームの作品ページはこちら

store.steampowered.com

 

ストーリー詳細(ネタバレあり

ここからは、ネタバレありで詳しいストーリーとエンディングについて紹介します⚠️


夕暮れ時の公園でうたた寝をしていた主人公が目を覚ますと、見知らぬ建物の中に迷い込んでいました。
窓の外はオレンジ色の夕日のまま。どれだけ時間が経っても、光の色が変わりません。アパート、学校、商店街、下水道のような場所が不自然に繋がり合った、出口のない「永遠の夕暮れ」の空間です。
建物内には、鈴の音を鳴らしながら徘徊するピンク色のクマのぬいぐるみのような怪物が存在します。捕まるとゲームオーバー。逃げながら、脱出の手がかりを探し続けます。
建物の中には、顔のない少女も迷い込んでいます。彼女は帽子やポシェットなど、自分の失くし物を探しています。
アイテムの配置や謎解きのヒントはプレイごとにランダムで変わるため、毎回違う体験になります。

 

結末の分岐(全3種)

時計エンド(ループ/バッドエンド)

建物内で時計の針を回収し、掲示板などのヒントから正しい時刻に合わせます。目を覚ますと午後5時の公園。でも周囲には「かごめかごめ」のメロディが鳴り響き、いくら歩いても夕暮れの公園から出られない。無限ループに陥ったような後味の悪さで終わります。

電話エンド

電話の本体・受話器・カールコードの3つを集めて修理し、外部へ電話をかけます。公園で目を覚ますと、近くに落ちていた携帯電話が鳴り出します。電話に出ると「自動ドアが壊れたので修理に来てほしい」というメッセージ。建物の中にいた時に聞いたような内容が流れ、過去と現実が混ざり合ったような感覚のまま終わります。

真エンド(ぬいぐるみを返す)

顔のない少女に失くし物を届けると、出口の場所を教えてもらえます。よく見るとこの少女、実は商店街のポスターに写っていたマネキンです。さらに建物内でピンク色のクマのキーホルダーを手に入れた状態でロッカーから脱出すると、真エンドへ。
ぬいぐるみを持たずに脱出した場合は、公園で少女の姿は見えますが会話が発生せず、ぬいぐるみも返せないまま終わります。
公園で目を覚ますと、手元に古びたクマのぬいぐるみがあります。そこへ一人の少女が現れ、それが自分の失くし物だと告げます。「いつも勝手にいなくなるけど、あなたと遊べて楽しかったみたい」と言い残して去っていく少女。
あの恐怖の追跡劇は、迷子になったぬいぐるみが主人公と遊んでいただけだったのです。少し切ない真実が明かされて、物語は完結します。

 

ピンクのクマの正体は?

建物中を鈴の音を鳴らしながら追いかけてくるピンクのクマ。捕まればゲームオーバーという、このゲームの脅威そのものです。でもその正体は、主人公と同じアパートの同じ階に住む少女が失くしてしまったキーホルダーでした。

遊んでいただけだった

真エンドで少女は「いつも勝手にいなくなるけど、あなたと遊べて楽しかったみたい。また遊びましょう」と言っています。
あれだけ恐ろしかった追跡劇は、ぬいぐるみが主人公と遊んでいただけだったのです。

なぜ主人公を引き込んだのか

迷子になったぬいぐるみが持ち主のもとへ帰るために、主人公を悪夢の世界に引き込んで助けを求めていたのではないかという考察がありました。
また、主人公がぬいぐるみと同じサイズに小さくなって、その視点の世界を体験していたのではないかという説もあります。


恐怖の追跡者の正体が「迷子のぬいぐるみ」だったという事実が、このゲームの後味を絶妙に切なくしています。