
今回は、『Jaden Williams' The Stalking Stairs』というゲームを紹介していきます。
午後9時以降の外出禁止令が出されている、荒廃した街を舞台にしたホラー作品です。
主人公は、連続失踪事件が起きている危険な夜の街で、最後の配達へ向かうことになります。
⚠️ 注意:本記事は『Jaden Williams' The Stalking Stairs』のネタバレを含みますのでご注意下さい。
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このゲームの怖さ
不気味な住人たちが暮らすアパートを進んでいくうちに、じわじわと「何かおかしい」空気が強まっていき、逃げ場のない恐怖へと変わっていきます。
・ヒトコワ系ホラーが好きな人
・じわじわ不安になる作品が好きな人
・海外インディーホラーの空気感が好きな人
連続失踪、殺人事件の発生により、夜間外出禁止令(門限)が敷かれた不穏な都市が舞台です。 プレイヤーは若い配達員となり、夜9時の門限が目前に迫る中、最後の一件を届けるために朽ちかけたアパートを訪れます。 各部屋を回りドアをノックするたびに、アパートに潜む不気味な存在や、街を騒がせる殺人事件の真相に近づいていくことになります。
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作品概要
| タイトル | Jaden Williams' The Stalking Stairs |
|---|---|
| ジャンル | サイコロジカルホラー・スリラー(ウォーキングシミュレーター) |
| 作者 | Jaden Williams |
| リリース日 | 2026年2月6日 |
| ビジュアル | PSXスタイル(初代プレイステーション風の低ポリゴン・レトログラフィック) |
このゲームの特徴
フルボイスによる演出と、選択肢のある対話システムが特徴です。緊張感のあるホラー体験の中に、作者特有のダークユーモアが織り交ぜられています。
• 探索と対話:アパートの廊下を歩き、個性的な住民たちと会話を交わすことで物語の背景を読み解いていきます。プレイヤーの選択によって展開が変化し、複数のエンディングへと分岐します。
• 緊迫の脱出劇:物語の終盤には、殺人鬼の脅威を回避しながら鍵を探し出して、アパートから脱出を目指す、スリリングなアクション要素が用意されています。
• 表現上の注意:ピクセル化された表現ではありますが、暴力や流血(ゴア)、殺人に関する描写が含まれています。
門限直前の焦りと、一軒ごとに何が待ち受けているか分からない恐怖が組み合わさった、非常に緊張感のある設定です。
▼このゲームの作品ページはこちら
ストーリー詳細(ネタバレあり)
ここからは、ネタバレありで詳しいストーリーとエンディングについて紹介します⚠️
夜9時の外出禁止令
舞台は、連続行方不明、殺人事件の発生により午後9時以降の外出禁止令が出されている、荒廃した都市です。過去数週間に7人もの犠牲者が出ており、犯人はまだ特定されていません。
主人公は、この物騒な状況の中で最後の配達を終わらせようとしている若い配達員です。彼は管理人のアルフレッドから指示を受け、エレベーターが故障した不気味な高層アパートへと足を踏み入れます。
アパートの住人たちとの接触
主人公は、指定された部屋番号(11、13、23、30など)へ荷物を届けるために、階段を使って上階を目指します。その道中で、個性的で不穏な住民たちと遭遇します。
◾️13号室の写真家:赤い光に包まれた部屋で奇妙な写真を撮っている男。主人公を部屋に招き入れようとします。
◾️23号室の老婦人:孫を思い出すと言って主人公を気遣う優しい老婆ですが、手持ちのお金が足りず、主人公に4ドル(約400円)の立て替えを頼みます。ここで立て替えるかどうかが、後の運命を分ける重要なフラグとなります。
クライマックス:30号室の惨劇
最上階の30号室にたどり着くと、そこには凄惨な光景が広がっていました。そこに現れたのは、包丁を手にした連続殺人鬼です。殺人鬼は、自分が行っている殺人を「救済」であると語り、主人公に襲いかかります。主人公は殺人鬼の足音を頼りに、暗いアパートの中で鍵を探しながら逃げ回ることを強いられます。
エンディング(グッドエンド)
主人公が追い詰められた際、23号室の老婦人が現れ、ドライバーなどの武器で殺人鬼に立ち向かい、主人公を救い出します。これは、主人公が途中で4ドルを立て替えてあげたことによる恩返し(カルマ)として描かれています。
その後、ニュースでは殺人鬼が逮捕されたことが報じられますが、一方でこの事件に影響を受けたコピーキャット(模倣犯)が他の街でも出現し始めていることが示唆され、恐怖の連鎖が終わっていないことを予感させて物語は幕を閉じます。
コピーキャットが出現する原因は何か?
本作の結末で報じられるニュースによると、コピーキャット(模倣犯)が出現する理由は、逮捕されたシリアルキラーの手法が新たな犯人を生み出してしまったためです。
・周辺の町に住む一部の異常者たちが、今回のシリアルキラーに「憧れ」を抱いたことが原因。
・ 犯人が用いた特定の犯行手法が、他の不安定な人物たちに影響を与え、同様の事件を誘発する結果となる。
・プレイヤーは、この結末を映画『ジョーカー』に例えており、一人の犯人が象徴的な存在となってしまったことで、社会に悪影響が伝染したこと”を指摘している。
犯人自身は自らの行為を人々を救うこと(救済)だと語るなど、極めて歪んだ思想を持っていましたが、その存在そのものが新たな恐怖の連鎖を生むきっかけとなってしまっていたのです。