
今回は、『TERPENIE』というゲームを紹介します。
仕事を終え帰宅した主人公のいつもの日常が、突如一変して追われる恐怖に襲われるスリリングなホラー作品です。
短編ながらも、物騒な時代背景の中で、逃げ場のない恐怖に追い詰められていく緊張感が特徴です。
・追われる恐怖が好きな人
・短編ホラー作品が好きな人
・特定の時代をテーマにした物語が好きな人
あらすじ
舞台はソビエト連邦崩壊後の、荒涼とした雰囲気漂うアパートの一室。 仕事を終えて帰宅した主人公が、夕食の準備やゴミ捨て、部屋の片付けといった、ごく平凡な家事をこなす日常から物語が始まります。 夜が更けるにつれ、「誰かに監視されている、狙われている」というパラノイア的な恐怖が忍び寄り、安全なはずの自宅が狩り場へと変貌していきます。
⚠️ この記事は『TERPENIE』のネタバレを含みますのでご注意下さい。
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作品概要
| タイトル | TERPENIE |
|---|---|
| ジャンル | 一人称視点ホラーアドベンチャー(国内ホラー / Domestic Horror) |
| 作者 | Chugunovkos |
| 価格 | 無料プレイ |
| リリース日 | 2025年10月17日 |
| 対応言語 | 日本語(インターフェース・字幕)対応 |
このゲームの特徴
• 心理的緊張の構築:ジャンプスケアに頼らず、環境音や視線を感じるような演出によって、じわじわと精神的に追い詰められるサイコロジカルな恐怖が特徴です。
• 写実的なビジュアル:ポスト・ソビエト時代の特有の陰鬱さや、古びたアパートの質感を写実的なグラフィックで再現し、没入感を高めています。
• 生存と探索:限定された空間を探索し、隠された恐ろしい真実を暴くことが目的です。いつ現れるか分からない殺人鬼の脅威に晒されながら、正気を保ち生き延びなければなりません。
最もリラックスできるはずの自宅での家事が、そのまま恐怖の舞台へとつながる構成が非常に不気味な作品です。
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ストーリーの詳細(ネタバレあり)
ここからは、ネタバレありで詳しいストーリーとエンディングについて紹介します⚠️
日常のルーティンと不穏な気配
主人公は夜8時頃、仕事のシフトを終えて古いアパートの自宅に帰宅します。物語は、夕食の準備、ゴミ捨て、散らばった靴下を片付けるといった平凡な家事から始まります。
双眼鏡による覗きと殺人鬼との遭遇
主人公は、仕事部屋のコンピューターの前で食事をする習慣があり、そのかたわらで双眼鏡を使って向かいのアパートの住民を覗き見るという趣味を持っていました。
ある夜、向かいの赤いライトがついた部屋を覗いていると、そこにいた人物(殺人鬼)と目が合ってしまいます。殺人鬼は即座にこちらに気づき、猛スピードで主人公の住むアパートへと向かってきます。
アパート内での追跡
恐怖を感じた主人公は、玄関の扉を閉めてトイレに隠れるなどして難を逃れようとしますが、アパート内は停電し、殺人鬼が侵入してくる緊迫した状況に追い込まれます。
エンディングの内容
脱出と殺人鬼の制圧
主人公は殺人鬼から逃れるためにアパートの階段を必死に駆け下ります。最終的に、主人公または他の住民らが、以前に窓から投げ捨てていたゴミが原因で誰かが通報し、警察官によって追ってきた殺人鬼は制圧されます。
結末の独白
事件は解決し、全てが終わりましたが、主人公の心には深いトラウマが残ります。「恐怖は長い間消えなかった」という独白とともに物語は終了し、日常が取り返しのつかない形で壊されたことが示唆されます。
このゲームは、安易なジャンプスケアを避け、逃げ場のない自宅という空間で「誰かに狙われている」という心理的な緊張感を持続させる演出が特徴です。
ちなみに、作品名の「terpenie(テルペニエ)」は、ロシア語の терпение(térpeniye)=忍耐・我慢 と言う意味のようです。