
今回は、夜勤清掃というゲームを紹介していきます。
舞台は、深夜の誰もいないオフィスビル。 ただ掃除をするだけの仕事のはずなのに、静まり返った廊下や無人のフロアから、少しずつ異様な気配が滲み出していきます。
⚠️ この記事は『夜勤清掃』のネタバレを含みますのでご注意下さい。
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このゲームの怖さ
派手に驚かせるというより、誰もいないはずなのに、何かいる気がする!という日本的な不気味さが強く、じわじわ精神的に追い詰められるタイプのホラー作品です。
・じわじわ怖い心理ホラーが好きな人
・生活感のある恐怖が好きな人
・夜のオフィスや無人空間の不気味さが好きな人
・考察しながらストーリーを楽しみたい人
プレイヤーは新人清掃員となり、夜のオフィスビルの清掃業務に従事します。 誰もいないはずの静まり返ったフロアで、汚れた床を掃除していきます。 単純な作業の最中、形にならない違和感や、何かが動いている気配を感じるようになり、静寂の中に潜む恐怖を体験することになります。
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作品概要
| タイトル | 夜勤清掃 | The Night Cleaner |
|---|---|
| ジャンル | 日本の心理的ホラー(ウォーキングシミュレーター、没入シミュレーション) |
| 作者 | Yamoto |
| リリース日 | 2026年2月14日 |
| システム要件 | • OS: Windows 11 • メモリ: 16 GB RAM • グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU 相当以上 • ストレージ: 3 GB 以上の空き容量 |
このゲームの特徴
夜間のオフィス清掃をテーマにした一人称視点のホラーゲームです。日本語・英語・中国語・韓国語の4言語でフル音声と字幕に対応しています。独自の演出としてVHSエフェクトが搭載されており、任意でオン・オフの切り替えが可能です。
• マルチエンディング:プレイヤーの行動や選択により、2つの結末に分岐します。
• やり込み要素:全11個のSteam実績に対応しています。
• 成人向け表現:演出の一部に血液の描写が含まれています。
• 配信について:開発者により、事前連絡不要でのゲーム実況や配信が歓迎されています。
本作は没入感の高いグラフィックスを実現するため、比較的高いスペックが推奨されています。
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ストーリーの詳細(ネタバレあり)
嵐の夜の初出勤
主人公は、嵐が吹き荒れる夜に、夜勤清掃の新入社員として初出勤します。アパートを出てオフィスへ向かう途中、近所の公園で雨に打たれながら佇む不気味な老人を見かけますが、そのまま仕事場へと向かいます。
清掃業務と不穏な兆候
ビルに到着すると、管理人の高野から1階から6階までの清掃を命じられます。高野は「夜になると変な音がする」「誰もいない階から足音が聞こえることもあるが、気にするな」と不穏な忠告を与えます。
清掃中、主人公はゴミを拾い、ダイソン製らしき掃除機をかけ、壁の汚れを拭き取る作業を繰り返しますが、次第にラップ音やテレビが勝手につくなどの怪奇現象に襲われます。また、作業中に佐々木という先輩清掃員に出会い、「こんなところすぐに辞めたほうがいい」と深刻な警告を受けます。さらに、ビル内には時折、赤い服を着た女の霊が姿を現すようになります 。
明かされる異変と真相
初日の仕事を終えて帰宅し、翌日再び出勤すると、事態はさらに悪化します。
老人の話:道中で再び出会った老人は、「昔はこの辺りに神を祀る祠(ほこら)があったが、ビルを建てる際に壊されてしまった」という土地の因縁を語ります。
消えた佐々木:高野に「佐々木さん」について尋ねると、高野は「そんな名前の従業員は雇っていない。今ここで清掃しているのは君一人だけだ」と答え、佐々木がこの世の者ではないことが判明します。
その後、オフィスビルは異常な暗闇に包まれ、佐々木が再び現れて「もう引き返せない」と告げます。そこから、執拗に追いかけてくる赤い女の霊との決死の逃走劇が始まります。
エンディングの詳細
本作には、逃走劇の最中に特定のアイテムを見つけたかどうかで分岐する、2つの結末が用意されています。
バッドエンド
条件:アイテムを探さず、あるいは見つけられずにそのままビルを脱出しようとする。
内容:主人公は必死に逃げ回りますが、どこまで逃げてもビルから出ることができず、周囲の世界が赤く染まった異空間に閉じ込められてしまいます。赤い女の霊から逃げ続けることは不可能であり、永遠に恐怖が続くことを示唆する絶望的な結末です。
グッドエンド
条件:赤い女に追われる逃走劇の最中に、ビル内(4階〜6階など)を探索して鍵を見つけ、それを使って資料室などでお札(おふだ)を入手する。
内容:かつて祠を壊してビルを建てた際に、お祓いを行ったが効果が不明だったという記録が残されています。主人公がこの「お札」を持ってビルを脱出すると、朝にはお札はただの紙に戻っており、それ以来、赤い女が姿を現すことはなくなりました。
クリアした後に再び確認すると、初日に現れていたはずの「赤い女」が、生前の姿と思われる白い服を着た穏やかな表情の女性として立っている様子が見られ、彼女の魂が救われた可能性が示唆されます。
物語の鍵は、過去に壊された祠の呪いを、かつて行われた「お祓い(お札)」を完成させることで断ち切れるかどうかにかかっているようです。
グッドエンドに繋がるアイテム
グッドエンディングに到達するために必要な「お札」を入手する手順と場所は以下の通りです。
1. 鍵を入手する:逃走劇が始まった後、ビルの5階を探索して「どこかの鍵」を見つける必要があります 。
2. お札を入手する:その鍵を持って1階へ戻り、管理人の高野がいた場所の近くにある「鍵のかかった箱(木箱)」を開けることで、中から「お札」を入手できます。
このお札を持った状態でビルを脱出することで、呪いを浄化し、無事に生還するグッドエンドを迎えることができます。お札を入手する際は、赤い服の女の霊が執拗に追いかけてくるため、捕まらないように注意しながら探索する必要があります。
佐々木さんの正体
元清掃員の霊の可能性:
管理人の高野によれば、このビルでは清掃員の入れ替わりが激しく、連絡が取れなくなってそのまま辞めてしまった者も何人か存在します。高野が「佐々木なんて名前の従業員は雇っていない」と断言していることから、佐々木さんはかつてこのビルで働いていて呪いの犠牲となり、そのままビルに留まり続けている元清掃員の霊である可能性が高いです。
自らが脱出できず、あるいは命を落とした経験があるからこそ、新しく入ってきた主人公に対して、自分と同じ終わらない悪夢に囚われないよう、必死に警告を与え続けていたのだと解釈できます。
赤い女の正体
祠に宿る存在:
赤い女の正体は、破壊された祠に宿っていた存在が、人間の無関心と忘却によって強烈な怨念を抱き、土地の呪いと化したものであると考えられます。
近所の老人の話によれば、かつてその場所にあった祠は、神を祀り、人々が恐れ、敬っていました。しかし、ビルや道路を建設する際にその祠はすべて壊されてしまったのです。
人々が祠を壊したことへの「罪」や「恐れ」を忘れてしまったことが、彼女が怨霊として現れる背景にあると示唆されています。
まとめ
掃除機をかけたり壁を拭いたりする清掃作業が、深夜の静寂と相まって異常な緊張感を生み、異変がより恐ろしく感じられる作品です。
壊された祠の呪いや赤い服の女など、日本らしい不気味なストーリー展開でした。
グッドエンドを目指すことで、結果的にほこらの呪いや赤服の女も救済されるストーリーになっているので、ぜひグッドエンドを目指してみて下さい。